【無職を経験してわかった】離職者が直面する苦しみの正体

メンタル

他人や世間の一般論ばかり気になっていませんか?
それは他人に外堀を固められた人生です。
今回は離職期間中に直面する苦しみの正体を明らかにして、自分らしく生きる方法について解説していきます。

突然ですが、こんな経験はありませんか?

転職活動が上手くいかないな

やっぱり短期離職だからかな。

「短期離職 期間」

「短期離職 転職活動」

何か見つかるかも。

見なければ良かった。
やっぱり短期離職なんてしない方が良かったのかな。
俺の決断は間違えだったのかな。

離職期間中は自信が無くします。
不安を解消しようとネットで情報収集ばかりしていました。
でもわかったんです。正解なんて見つかりません。
それに他人の目や一般論ばかり気にしていても何も前進しないんです。
でも、どうしてこんなに周囲の目や一般論が気になってしまうのか。
それは、これまでの人生で染みついた凝り固まった思考に原因があるからです。その思考に気付けると、あなたが今感じている行き詰まりをなくす事ができます。

受験的な思考を捨てる

正解を求める
これまで学校の授業やテストには明確な”正解”がありました。
しかし、人生には”正解”はありません。これは転職活動についても同じです。
いくらネットで「短期離職 何回」、「短期離職 期間」と調べても、
”あなたに合う正解”はありません。
不安で何か拠り所を探してしまう気持ちはよく分かります。
しかし、今のあなたに必要なことは、自分の選択を正解にすることです。

ちなみに一般的に「離職後3ヶ月以内に転職できないとまずい」とか色々言われていますけど、そういうのも気にしなくて大丈夫です。あなたにはあなたのタイミングがあります。それに転職活動が決まらない原因は短期期間が長いからではありません。恐らく問題は他にあり、その掛け違えたボタンを特定する必要があります。安易に短期離職と転職活動が上手くいかないことを紐付けないでください。原因を特定できないといつまでも改善できないので、私みたいに離職期間が長期化する可能性があるので注意してください。

他人と比較する
あなたはどうして勉強を頑張ってきたのですか?
「親や先生に褒められるから」、「良い大学に進学するため」など
「周囲に認められたい」からだと思います。
あなたは他者からの評価ばかりを気にしてきたのです。
他人との比較の中で、自分の序列を確かめるような価値観が形成されてしまっているのです。
特に勉強を頑張ってきた人ほど、この価値観が染みついてしまっています。

人生とは誰かと争うレースではありません。
人それぞれ幸せの定義は変わるからです。
バリバリ働きたい人もいれば、ワークライフバランスを重視する人もいます。
それなのに、受験的思考が抜けないから点数や偏差値のように、可視化しやすい物差しで他人と比較しようとする。その最たる例が「年収の高さ」、「会社の知名度」といった社会的ステータスです。

あなたも漏れなく受験的思考に囚われてしまっています。
その良い例が新卒の就職活動です。
新卒の就職活動では、内定企業の知名度=自分の価値といった風潮があります。
それは就職活動を受験的思考で捉えて、周囲の内定先との比較の中で優劣をつけようとしていることに他なりません。

ちなみに私は就活に失敗し、地元の地方銀行に入行しました。
同じように自堕落な生活を送っていた友人は一流企業に入社しており、悔しかったですし、恥ずかしかったです。「どうせ負け組なんだ」という腐った気持ちで銀行に入行して、いい加減な仕事をしてばかりで仕事のできない社員の烙印を押されていたことは言うまでもありません。

人は価値観が違いますし、社会人にもなるとライフステージも変わります。
それなのに、学生時代のように横並びで競い合っていると勘違いして、可視化できる物差しで他人との比較の中で苦しむ。だからあなたは不幸なのです。
もう疲れたでしょう?もう止めにしませんか。

決断に自信を持

入社した企業で何かしらのミスマッチがあり、苦しみながら働いたが、我慢できるレベルではなかった。だから退職したんですよね。退職にあたり、多くのことを総合的に判断したはずです。何も間違っていません。決断を下すのはとても勇気が入ります。早い段階で決断した自分を褒めてあげてください。多くの人は自分に向いていないと分かりながらも惰性で働き続けます。あなたは長く続けることを美徳とする日本人には持っていない類まれな決断力があります。
私達の短期離職をあえて表現するならば「戦略的撤退」、損切りです。
優れた人材にしかできないと思いませんか?

心に問いかける

人は心が一番大事です。
メンタルが壊れてしまう前に決断しましょう。
精神面に不調をきたす前に休職なり、退職しちゃって大丈夫です。
私は転職先の業務が全くわからず、逃げるように退職しました。
「職場の皆からは『雑魚だ』とか『逃げた』と思われているのかな」と当時は気にしていましたが、今はそう思いません。やはりあの時の決断は正かったと思います。
日本には数えきれないほど多くの企業があります。たまたま自分が入社した企業が合わなかっただけです。人より転職回数が多いからといって人生オワコンなんてことはないので安心してください。

自己中心的なスタンスを貫け

今のあなたに一番必要なことは自己中心的なスタンスです。
思わぬタイミングで出鼻を挫かれてしまい、自信を失い、マイナス思考になっています。
まさか転職活動が上手くいかないことで落ちこんでいませんか?
転職活動で落ちてしまっても落ち込む必要はありませんよ。

「この企業は見る目がない」
「目が腐った人事のせいで優秀な人材と取りこぼしたな」
くらいのスタンスで大丈夫です。

根拠なんてなくていい。優れたスキルがなくてもいい。
退職』という決断を下した自分に自信を持ってください。
誰に何を言われようが、間違えではない。隠すことなんかではありません。
ちなみに面接で負い目を感じている様子が出てしまうと、突っ込まれるので注意してくださいね。
人は自信がある人に惹かれます。
それは異性でも、企業でも同じだと思っています。
自信を失って弱っている人を魅力的だと思う人はいませんよね。

離職期間は成長している

離職期間中は孤独との戦いです。
社会との接点がなくなり、毎日不安になりますが、心配ありません。
いいですか。よく聞いてください。
多くのサラリーマンは惰性で働いています。
忙しさにかまけて、思考停止したまま、ルーティーンで仕事をこなし、給料をもらう。
金銭的には苦労していないかもしれませんが、大した成長はしていません。
これがリアルな現状だと思います。
だから働いている人が偉いなんてことはありません。

あなたは自分と真剣に向き合い、時に思い詰めてしまうほど、自分の人生について考えています。
あなたは間違いなく精神的に成長しています。
次の職場で働く時には、その成長を実感できると思います。
自信を持ってください。
そして、せっかくの貴重な時間を有意義に使って欲しいと思います。

最後に

離職期間中は精神的に辛いです。
自分の感情と上手く付き合えるかどうかがポイントだと思います。
気分に浮き沈みがあるのは仕方ないことです。
それならば自分を襲う不安や焦りの正体に気付いて少しでも対処しましょう。
この記事を読んで少しでも勇気が出てもらえると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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