面接では、短期離職について根掘り葉掘り質問されて落とされる。
俺が内定を勝ち取れないのは、短期離職してしまったからだ。
と考えていませんか？
あなたが内定を勝ち取れない本当の理由は、短期離職ではありません。
職務経歴書がイケてないからです！！
転職活動＝職務経歴書の完成度と言っても過言ではないです。
今回は、面接突破できない人に知ってもらいたい転職活動を成功させる着眼点をお伝えします。
この記事を読んだ人は、転職活動の考え方が変わることを約束します。
転職活動という茶番
転職活動って茶番だと思いませんか。
面接を受ける前から企業採用担当者は落とすことを決めていて、後付けで落とす理由を探しているかのような面接が殆どでした。
短期離職後、なんとか書類選考を通過して辿り着いた面接では以下のような質問を根掘り葉掘り尋問のように受けました。
・どうして短期離職したのか
・問題に直面してどう足掻いたのか
・周囲のサポートを求めなかったのか
・異動を打診しなかったのか
そんな茶番の中でも、
明るいキャラクターを演じたり、自責思考を出して反省している風を演じたりと、
人材エージェントに聞いた小手先のテクニックを真面目にやっていました。
当時の私を褒めてやりたいです。笑
しかし、選考は全て落ちました。
理由は「泥臭さが足りない」、「退職理由が逃げに感じた」というものでした。
落とされ続けると、どう短期離職の妥当性を証明するかを考え続けてドツボにハマってしまうんですよね。ここまでくると離職期間長引くモードに入ってきます。
職務経歴書とは面接をデザインするための仕掛け
杓子定規な質問をされるのは、あなたの職務経歴書がそう仕向けているんですよ。
だって根掘り葉掘り聞きたくなる突っ込みどころ満載な職務経歴書なんだもん。
有料転職サポートの人に言われた言葉です。
実は転職活動が難航するので有料転職サポートを利用したんです。
正直ぶん殴ってやろうかなと思ったんですが、心を落ち着かせて話を聞きました。
その中でわかった役立つ考え方を書きます。
転職活動における職務経歴書の役割
書類選考を通過するためには、職務経歴書の中にキラリと光る部分が必要です。
また面接では職務経歴書の内容をもとに質問が行われます。
そのため、職務経歴書を仕込むことが重要になります。
職務経歴書＝自分を売り込むための商品カタログ
と考えてください。
重要ポイント①企業採用担当が見ているのはポータブルスキル
求職者の多くは、前職での実績をドヤ顔で記載すると思いますが、企業採用担当者は重要していません。このズレをしっかりと把握してください。
異なる業界で結果を出せたからといって、自分の企業で結果を出せるかどうかなんてわかりません。企業が見ているのは、自分が直面した目標や課題に対して、どう考え、取り組んだのかという部分です。このエッセンスを職務経歴書に盛り込みましょう。
重要ポイント②出しすぎるな！
職務経歴書にあなたの魅力のエッセンスを散りばめますが、全ては書きません。
なぜなら、あなたの魅力が半減するからです。クイズでも種明かしをした途端に飽きますよね。体の関係を持った途端に雑な扱いをする男と同じだと思ってください。笑
職務経歴書にあなたの魅力を表現しますが、大事なことは少しボカして抽象度高く記載することが大切なんです。企業採用担当者が「もっと詳しく聞いてみたい」と思わせることがゴールです。
面接を支配しろ
意図を持って職務経歴書を作成すると、面接での質問内容を大体予測することが出来るんですよね。想定質問をあらかじめ対策しておくことで面接を有利に進めるというものです。
何も考えずに、実績を盛り込むことばかりに着目してしまうと、仮に面接に行けても、どんな質問が飛んでくるかわからない状況になってしまいます。企業採用担当者に面接を支配されてしまいます。そんな状況を誰だって対応できません。例えるなら丸腰で戦場に行くのと同じようなものです。
ぜひ一度職務経歴書を見直して、転職活動に臨んでください。効果は変わるはずです。
いかがだったでしょうか。
転職が決まらないきっかけは短期離職ではないこと。また、職務経歴書が重要だと言われているのは知っているが、どれくらい重要なのかわからない人が多いと思います。そんな人を救うために書いてみました。
【まとめ】 ・転職活動に決まらないのは短期離職が原因ではありません。 ・内定を勝ち取るためには、職務経歴書から面接まで一貫している必要があります。 ・職務経歴書と面接を分けて考えるのではなく、職務経歴書は面接をデザインするための仕掛けだと思って練り直してみてください。
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