仕事が辛い。 日々のノルマ、人間関係、パワハラなどに疲弊して仕事を辞めたい。 こんなに辛いのなら、退職してから転職した方が良いのではないか。
と考えている人。
今の状況が辛いのはわかります。
でも離職期間もまた辛いですよ。
今回は、無職にしかわからない精神的な辛さをお届けします。
この記事を読んで、覚悟した上で離職状態になることをお勧めします。
無職になってメンタルブレイクする過程を徹底解説
- 退職当社は辛い職場から解放されて嬉しさでいっぱいです。
- 転職エージェントに登録して転職活動を開始するものの、書類選考が尽く通らない。
まあ退職してからの転職活動は不利を言われているからな。まあ気長にやっていこう。 - 20社エントリー出しても書類選考を通過するのは5社程度。
- 少ないけどこの5社で内定を取ろうと思うが、あっさり面接で落ちます。
- 不合格理由は「泥臭さが足りない」、「やり抜く力が足りない」と退職に紐付けた後付け理由ばかり。
- まあいろんな会社あるからね。多分自分に合わなかったんだ。気長に頑張らないとな。
- エージェントに再度求人を紹介してもらうが、同様に落ち続けます。
- エージェントに面接対策を相談しても小手先のテクニックしか教えてくれません。
- また求人応募しますが、落ちます。
- 次第に転職エージェントは相手にされなくなり、サポートを打ち切り、フェードアウトしていきます。
- 新しい転職エージェントに登録して、求人を紹介してもらうものの「泥臭さが足りない」、「やり抜く力が足りない」との理由で落ち続けます。
- 「退職は間違いだったのかな」と不安になる。
- でも「じゃあどうしたら良かったのか」、「精神ぶっ壊れるまで働くことが正解だったのか」と自暴自棄になっていく。
- 面接対策をしますが、結果は変わりません。
- 退職の妥当性を証明しようとすると他責思考だと非難されます。
- 次第に転職エージェントはまた消えていく。
- このループを繰り返すことでドン底まで落ち込みます。
- 俺は転職エージェントからも見放される人材なんだな。と自信を無くす。
- また次のエージェントを見つけて、求人に応募するも相手にされず、また自信を失う。
- 今は転職するタイミングではないのかもしれない。落ち込みから立ち直ろうとします。
- 時間があるからスキルアップをしようと前向きに勉強を始める。
- カフェではスーツを着たサラリーマンの姿が自然と目に入ってきて、俺何やってんだろうと思う。
- ホームレスがやたらと視界に入るようになって、俺もこうなるのかな。と不安になる。
この人達もきっと壮絶な過去があったんだろうなと見方が変わります。 - いざ勉強してもこれからの人生の不安や焦りが襲ってきて何一つ手がつきません。
- 人生オワコンなのか、俺は社会不適合者なのか、社会から必要のない人間なのかなと自己嫌悪に陥ります。
- 転職エージェントはダメだ。あいつら使えない。
- 趣向を変えてwantedlyで就活を始めてみよう。
- Wantedlyを見ても、活躍している若手にフォーカスを当てた記事を読むと、自信をなくす
- 何のスキルも身に付かずに、年だけ取ったと自分を責める
- 自分の今までの生き方が悪かったのかなと人生観を後悔する
- どうせ内定もらえないでしょとやる気をなくして擦れてしまう
- 人生に行き詰まりを感じて、アクションを起こす気力がなくなってしまう。
こういった悪循環になってしまうので注意が必要です。
だんだんと自分に自信がなくなってきてしまうんですよね。
人間で一番大事なのは心です。
心がやられてしまうと立ち直りづらくなってしまうんですよね。
メンタルに自信がある人こそ注意
私の体験談を読んで、「でも俺メンタル強いんで大丈夫です」と思った人いるかもしれません。
私もあなたのようにメンタルに自信があるタイプでした。
でも、追い詰められました。
ちなみに銀行員時代は毎日、支店長からパワハラを受けていました。
私だけ理不尽な理由で怒鳴られたり、支店内で誰よりも結果を出していても、「窓口テラーが結果を出さないのはお前の頑張りが足りないからだ」と、意味がわからない理由で怒られたりしていました。当時もメンタル的には厳しかった部分はありますが、何とか耐えることが出来ました。
上司に詰められるのも辛いと思うんですが、終わりが見えるじゃないですか。
支店長からのパワハラは思考をストップして聞き流せば、いずれ終わるとわかっていたので持ち堪えることができました。
でも無職期間中のメンタル的辛さって終わりが見えないんですよね。
あの絶望感の正体は自分の内から襲ってくる不安や焦りですから。
メンタルをコントロールしようと思っても、毎日できるわけではないんです。
気分の浮き沈みが激しくなってしまう気がします。
【まとめ】 無職になってからの精神的辛さもまたあります。 こうした状況になる可能性を覚悟した上で、選択してくださいね。
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